立命館大学での講義「米食による人の身体と精神の健康増進」
直彦
栄養士の個別アドバイス|Personal Dietitian
これからの新しい食育の在り方ってなんだろう?
食育で地球を救う…?
JSPENは日本臨床栄養代謝学会のことで、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、言語聴覚士など、多くの医療スタッフで構成された学会で、23,000人を超える会員数の日本最大級の栄養関連学会です。
『栄養の観点からみたSDGs•食育への取り組み』という素晴らしいテーマのシンポジウムで登壇させていただきました。
万博のとくしま魅力発信チャレンジ事業、で行わせていただいた徳島県鳴門市黒崎小学校での3回に渡る食育の授業をメインに、
『地球にも人にも優しい持続可能な食習慣を構築するための食育活動』
について無農薬米の栽培収穫やエシカル消費の食育、食習慣アドバイスの話も交えながら盛りだくさんの内容でお話させていただきました。
また”健康リテラシー”もテーマに上がりました。健康リテラシーとは健康に関する情報を読み取り、理解して、意思決定に活用し、適切な健康行動に繋げる能力のことです。栄養や食事に関する情報が多い中、いかに正しい情報を見つけ、健康に繋げるには、楽しみながら”体感しながら”学ぶことが大切だと思いました。
これからSDGsを絡めた食育を進めることで、管理栄養士、栄養士のポテンシャルの高さを発揮する時代がくることでしょう。そしてその実現には間違いなく、多業種とのチームワークも大事になってきます。
これからの食育の流れに期待するとともに、今行っている活動をどんどん進めていきたいと思いました。